ポリティカルコンパス
随分前にネットでポリティカルコンパスがうっすら話題になったことがある。
日本版ポリティカルコンパス
久々に覗いてみたが随分放置されている感がある。
これは、主だった政治的テーマについてアンケートに答えさせ、
政治的保守・リベラル
経済的右派・左派
の掛け合わせによる4象限マトリクスで政治的立ち位置を判定しようというものである。
またマニフェストという言葉も一時もてはやされた。
地元や業界のしがらみとか、タレント議員の人気とかではなく、あくまで政策本位の選挙・民主政治を、という機運もあって、同じ流れだったのかなと思う。
毎日新聞の「えらぼーと」など、最近は国政選挙の際にポリティカルコンパス的なアンケートが企画される。
実際には与野党の対立軸がこの軸に対応しておらず、与党自民党自体が保守政党と言いつつ、リベラル色の強い議員も飲み込んでいたり、経済的右派がほぼ空席状態だったり、実際の分析ツールとしてはいまひとつである。
そもそも、経済政策はさておき、保守↔リベラルという設定も妥当なのか議論が分かれそうだし、アンケートの質問のように白黒はっきり分けられるほど、実際の政治は単純ではない。
と言ってしまったらおしまいか。
とはいえ、これらの質問集は、いまの社会や政治が抱える主要な問題のダイジェストにはなっていて、それらの問題を自分なりに考えてみようという場合には、結構いいガイドラインになっているのではないだろうか。
ざっくり並べてみた
1 国家・制度
- 改憲
- 9条
- 教育制度
- 首相の解散権
- 国会議員の定数
- 公文書管理
- 天皇/女性天皇/女系天皇
2 税制
- 消費税
- 法人税
- 富裕層
- 社会保障の財源
3 安全保障政策・外交政策/治安維持
・国防
- 自衛隊/国防軍化
- 安全保障法制
- 核武装
・対米
- 日米同盟
- トランプ外交
- 在日米軍/辺野古
・北朝鮮問題/拉致問題
・対中国(侵略、経済的伸長)
・対露/北方領土
4 経済政策
- アベノミクス
- 企業優遇の是非
- 原発
- IR法案
5 社会政策
・労働政策
- 働き方改革
- 最低賃金の設定
- 外国人労働者
・年金制度/生活保護
- 支給年齢の引き上げ/支給額の変更
- マクロ経済スライド
・教育
- 子育て支援
- 待機児童問題
- 幼児教育/保育の無償化
- 児童手当
- 高等教育の学費負担
・家族
- 夫婦別姓
- 同性婚
以上、毎日新聞えらぼーと、Fokus Japan、JAPAN CHOICEの項目をざっくり整理してみたのだが。
日々のニュースを眺めているとあれやこれや随分混戦して複雑に見えるが、結局このあたりのことが話題の大半を締めているように思える。